現実を見る

こんにちは、中村です。
今年の夏はなんだか天気がおかしいですね。
外に出るのすら億劫になるようなド夏カンカン照りかと思えば、夕方にはバケツをひっくり返したような雨が降ったり。
エアコンがないと健康に生きていけないっていう状況に対して、日本は人が住んでいい地域じゃなくなっているのでは?なんて過激なことを考えたりもしていました(笑)

 


関東ではそんな天候が続いている中、丸一塾では昨日まで長野の白樺湖にて二泊三日の夏合宿を行なっておりました。
外界との繋がりを絶ち、過ごしやすい気候の中で集中して勉強に取り組んだこの3日間の合宿は、生徒たちにとって必ず意味を持つ出来事になったかと思います。

 


本日からは丸一塾はお盆休み(8/12〜16)に入りますので、中学生たちは数日かけて身体をゆっくり休め、お盆明けの講習に臨んでくださいね。休みボケで気が緩むことのないように(笑)
なお、大学受験生にはお盆休みなんてもの、存在しませんからね^^
お盆期間中も自習室は利用可としていますから、各々が合宿で受けた授業の復習でもしてくださいましね。私は、夏に自分を追い込めない奴は受験を諦めた方がいい、とまで思っておりますので。

 

 


さて、今年度の合宿は、同じ草加市内の学習塾である栄進研さんと合同で行いました。それに伴い中学生は、例年とは異なる形式、スケジュールで各教科のテストを受けていましたね。
とは言っても、事前に(早いものだと一学期の頭から)テストの詳細をすべて伝え、それ以降で準備を万全にしてから合宿に臨む、という形は従来と変えておりません。ですので、夏期講習の前半できちんと努力を積み重ねた上でテストを受け、規定の合格枚数に届いた生徒たちは、二日目夜の花火や三日目のレクリエーションを存分に楽しんだことでしょう。
よく頑張りました、おめでとう。

 

 


逆に規定の枚数に届かなかった生徒たち、よく聞いてくださいね。
今年度の合宿は以前までの丸一塾のみで行なっていたときよりも、テストの難易度も合格枚数のボーダーも、低く設定されていました。

 

 


もう少し細かく話しますね、まずテスト自体について。種類は増えたかもしれませんが、計算問題と漢字のテストに関しては小学生内容がほとんどですし、英単語テストについても、塾で扱っている単語帳からではなく、学校の教科書内容からの出題で、前年度までよりも内容自体は簡単になっていたはずなんです。

 


加えて、全体の枚数に対する合格基準の枚数は少なめに設定されていました。テストの内容は簡単になったのにもかかわらず、です。具体的には、全体枚数の半分程度が受かれば基準に達するくらいの枚数です。前年度までは「行うテスト全てに合格すること」が合格基準だったので、だいぶ緩めですね。

 


何が言いたいかはわかりますね。規定枚数に届いていなかった方は、相当まずいんですよ。

 


君たちは「基礎ができていない」という自覚を持ってくださいね。
「計算ができなかった」「漢字が書けなかった」「英単語が覚えきれなかった」等、結果をきちんと分析し、向きあい、そして、これからの過ごし方をよく考えること。
苦手なものから逃げていたら、ずっと苦手なままですよ。いつか克服するのでは遅いんです、気づいたときに克服していかなければいけないんです。そうでなければ、苦手の上にさらに苦手が積み重なって、気づいた時にはもう手遅れ、なんてことになりかねませんからね。

 

 


あと、ちらほら「頑張ったんですよ」みたいなセリフが耳に入りましたけど、受験本番でも同じことを言いますか?勉強時間とかこなしたプリントの枚数とかで、不合格だったものが合格になるんですか?

 

 


残念ながら、なりませんよ。あなたたちの合否を決めるのは「結果」のみです。肝に銘じておいてください。

 

 

 

以上、中村的、夏合宿2024所感でございました。ちくちくしていてすみませんね。でも言わないと気が済まなかったもので。
お盆明けから、共に頑張っていきましょうね。

 


それでは。