こんにちは、東出です。
相変わらず寒い日が続きますが、そんな中でも一週間に1日くらいの頻度で温かい陽気の日があるようになってきました。
三寒四温にはまだ足りないですが、徐々に春の陽気を感じるようになってきましたね。
以前別の記事で書いたかもしれませんが、我が家の軒先にはちょっとしたスペースがあり、そこで野菜を植えて育てています。
今年の冬は春キャベツを植えて育てていたのですが、そろそろ結球(いわゆるキャベツの丸い形に育つこと)の時期かな、と思っていた矢先、なんと葉っぱの1/3ほどが何者かに食べられてしまいました。
何かしらの虫の仕業かと思い、防虫剤を買って吹きかけたのですが効果はなく、さらに1/3ほどが食べられてしまいました…。
あらゆる虫に効果あり!といった売り文句の防虫剤にも関わらず、効果がなかったので「なんでや!」と思っていたのですが、それもそのはず、犯人は虫ではなくてスズメでした。
確かによくよく考えると、虫が食べたような丸い食べ後ではなく、葉っぱの端っこからやわらかい部分を徐々に食べられたような形跡だったので、もしや?と思ったのですが、案の状スズメの糞が畑の近くに落ちていたため真犯人が判明した次第です。
虫を犯人だと思っていたときは「大切に育てたキャベツを食いおって!駆逐したる!」なんて息巻いていたのですが、犯人がスズメだとわかるとなぜか「まぁあいつらも、寒い冬を頑張って乗り越えてるからしゃあないか」と、なぜか慈悲の心が生まれていました。
やはり人間、虫よりも自分に近い生き物にはやさしくなれるのでしょうか。
(おそらくこの考えが行き過ぎた人間が集まると、思想が偏った動物愛護団体が出来上がるのでしょうが、この話は深堀しても良いところに着地することがなさそうなので、これくらいにしておきましょう。)
ほんの少し人にやさしくする心があれば、世界は少しだけ良くなるのだろうな、と思った、少し暖かい2月の午後でした。
PS.
それはそれとしてキャベツをすべて食べられるのは癪なので、今からホームセンターに行って防鳥ネットを買ってまいります。