役得

あなたの身のまわりにレアキャラはいますか?

 

 

私にはいます。どうも、田中です。

 

 

伝説ポケ〇ンとか色違いとか星5とか、ゲームに毒された日本人が使いがちな言葉が「レア」ですが、私にはレアキャラ扱いの高校時代の友がいます。

 

 

高校時代から独特の地位を築き上げ、何かのイベントがあったりしたときに欠席していても「〇〇〇〇ならしょうがないよね」という謎の言葉でまわりが勝手に納得してしまう、ミステリアスな存在でした。

 

 

高校卒業後のクラス会などには一切出てこない(そもそも連絡がとれない)キャラなのですが、弾かれ者の集まりだったせいなのか、私からの招集には今でも応じてくれます。

ちなみに高校時代の学力差は天と地だったんですけどね。もちろん私が地べた這ってる虫で、レアキャラは殿上人でしたよ。虫ケラの存在を許してくれてありがとう。

 

 

長身の細身イケメンで、何かあったらすぐに「メンドクサイ」、食べることすら面倒、食べるのに使うカロリーが無駄とかおかしなことを言っていたレアキャラですが、先日会った際にはおいしい焼肉屋さんトークになったりと月日の流れを感じました。

 

 

 

 

「高校時代の友達は一生の友達になるから大事にしろ」

 

 

 

どこぞの海辺の町に飛んでいった家族を捨てた人に昔言われたことがありましたが、会話の歯車が1番かみ合うのは高校時代の友人たちなのかもしれません。

 

 

 

 

 

さて、先日ですが埼玉県の公立高校入試が終了しました。

1月末にあった私立入試と合わせて、中3生たちは一通り受験が終わり、第一志望が公立高校の人たちは合格発表を待つ日々ですね。

 

 

結果云々は抜きにして、公立にしろ私立にしろ、新たな生活が始まる中3生たちには、どこぞの海辺にいった人の言葉をそのまま送ろうと思います。

 

学生時代の中で高校生は行動範囲が広がり、自分の考えで動くことも多くなり、それでいて共同生活を送るという、今までの小・中学生とも違い、また大学生とも違う、「青春」という言葉がピッタリとあてはまる時なのかもしれません。

 

先に紹介したレアキャラ以外にも、恐らく自分の生涯が終わるまで対等な付き合いが続くであろう友人たちを1番得たのは、私の中では高校時代になるようです。当時の人間性のせいなのか、異質な友人たちを得られたことは、本当に幸運なことなのだと思います。

 

 

当時から変わらずに本気で煽り煽られをしても仲良しでいられる、気は合わなくても会話は合う。

 

「固い結束、素早い裏切り」を堪能できる友はなかなか得ることができませんよ。

 

 

 

一方で、国立入試を除けば大学入試がほぼ終わっている高校3年生たち、残された高校生時代はあとわずかです。しかしながら、人間関係は途絶えさせなければ、今後も続いていきます。

君たちにも、どこぞの海辺にいった人の言葉を送りたい。

 

 

大学生の先、社会人になっても、当時の友が助けてくれる機会があるかもしれません。

1人の高校時代の友がいなければ私と廣田塾長は出会うことがなく、そうなれば丸一塾も生まれてこず、君たちに向けてブログを書くこともなかったでしょう。

 

 

人間関係の希薄化が叫ばれる現代だとしても、人は1人では生きられません。

必ずや、縁はどこかで繋がっています。

 

 

元々あった縁、繋ぎとめていたことで新たに生まれるであろう縁、大事にしてください。

 

 

 

 

昔のことを思い出してちょっぴりセンチメンタルなワタクシでありましたとさ。